初めてのベースの選び方講座!【ベース歴3年】

趣味・その他
すいま
すいま

こんばんは~最近『ぼっち・ざ・ろっく!』を見てベース熱が爆上がり中のすいまです!

今回はベースを今から始めたいという人向けの記事です!友達に誘われた・アニメに影響された・好きなアーティストの曲を弾きたい・演奏動画を見て自分も弾いてみたくなった・自分に合った趣味を見つけたい、ベースを始める理由は様々だと思いますが最初の悩みは皆同じ。

そう、それはどんなベースを選べばいいのか!たくさんの種類がある中、自分に合った一本を見つけるのはとても難しいですよね。

初心者にとって最初の楽器選びは今後の人生を大きく左右する一大イベント。それに楽器を買うというのは決して安い買い物ではないと思います、なのでなるべく「買ってよかった」と満足できるようにしたいですよね!

ということで今回はベースを始めたいけど選び方が分からないという方向けの記事になっています。

筆者のベース戦闘力

本題に行く前に少しだけ自語り。僕は初めてベースを購入してからもうすぐ3年半なので歴はだいたいそのくらい(執筆時点で)今は2本のベースを使っています。

大学の音楽サークルに所属していますが箱を借りてのライブなどは全然ないのでほとんど趣味みたいな感じです。楽譜を読むことが苦手なのでほとんどの場合、動画を見て目コピするかTAB譜と呼ばれる文字や数字で書かれたものを見て演奏しています。

そんな感じで現在のポジション的にはいろんな曲が弾けるようになってきた戦闘力低めの経験者といった感じです。

ということでこの記事を少しでも参考にしていただけたら嬉しいです!

初心者はどんなベースを選べばいいのか【結論】

デザインが好みならそれで良い!!!これがすべてだと思います。

例えば色や形、大きさが好みのベース or 好きなアーティスト、好きなキャラと同じモデルなどですね。

「適当なこと言いやがって、ブラウザバックしてやろうか。」と思ったかもしれませんがちゃんと理由があります!

愛着・モチベーションに関わる

楽器を継続して練習するためには環境や時間の確保はもちろんですが楽器への愛着がとても大きな要素の一つになります。

おすすめされたものを流れで買ってしまうのも悪くはないですが、自分が好きで選んだデザインならやっぱり練習のモチベーションも上がります。僕の先輩の一人は愛着が湧きすぎてベースに名前を付けてかわいがっていました。

音や材質の良し悪しなんて慣れないとわからない

ベースに限らず楽器には様々なメーカーがあり、形や木材のグレード、材質、電装系のパーツなど種類が大変豊富であり当然それに比例して音や特徴も様々です。

なのでよく「自分の好きな音色や出してみたい音に合わせたものを選びましょう」と言われがちです。が、全くの音楽未経験者であれば材質による音の変化や、どのベースがどの音に向いているかなんて正直わからないですよね。

それにアンプやエフェクターを使えばある程度出したい音に近づけられるので完全に趣味として始める方はあまり気にしなくても良いと思います。それでも気になるという方は楽器屋さんのスタッフに直接相談してみましょう。偏見ですが楽器屋さんで働いている人はきっと楽器オタクなはず、初心者にも理解できるようしっかり説明してもらえると思うので分からないことは積極的に質問をぶつけましょう!

弾きやすさなんて慣れないとわからない

先ほどと同様にベースには様々な形や品質があるので弾きやすさは人によってもベースによっても変わります。そのため、よく「自分にあった弾きやすいベースを選びましょう」と言われがちです。でも思いませんか?弾いたことないし、そもそも弾き方が分からないのにそんなこと言われても困る、と。

ということである程度弾くことに慣れないと弾きやすさなんて分からないですよね。初めのうちは楽器屋の店員さんに相談して助言をもらうか、弾きやすさではなく「持ちやすい」「なんかしっくりくる」と感じればそれで十分だと思います。

注意点

基本的に自分が気に入ったデザインで良いとお伝えしてきましたが価格面で妥協してはいけません。例えば1万円のPCと50万円のPCを比べるとさすがにどちらが高いかわかると思います。ベースも同じように高価なものと安いものでは明らかに作りが違うのでその点注意しましょう。

最近ではリーズナブルで高品質な物や有名ブランドの廉価版モデルが多くなってはいますがあまりにも安いとどうしても価格相応の品質になってしまいます。

最初の一本をずっと使い続けたい人は?

買い替えたり買い足したりせず、最初に買った一本をずっと使い続けたいんだ!という人はデザインを中心に選ぶことに不安があるかもしれません。そういった方向けに詳しい選び方をいくつか挙げてみたいと思います。

ベースの種類で選ぶ

自分が欲しいベースの種類やモデル、特徴が分かると格段に選びやすくなります!

三種類のベースタイプ

ベースをタイプで分けると三種類に分けることができます。

一つ目はJBタイプと呼ばれる「ジャズベース」。最も定番で初心者によくおすすめされるモデルですね。音作りが幅広い点とネックグリップが細く、握りやすいことから非常に扱いやすくなっています。また、定番のタイプであることからカラーバリエーションや価格帯、ブランドが豊富で自分の好みが見つけやすいのも特徴といえるかもしれません。

二つ目はPBタイプと呼ばれる「プレシジョンベース」。ピックアップが一つしかなく、ジャズベースと比べてネックが太くなっています。また、音色の多彩さでは劣りますが、独特の太い音色やパワフルなサウンドを奏でることができるためロック系の曲に最適です。

三つ目は「変形タイプ」上記の二つに該当しないベース達です。

余談ですが最近ではJBタイプとPBタイプを掛け合わせたPJタイプというものも存在するようですね。

二種類のベース回路

続いてベースの電気回路の種類です。

一つ目はアクティブ回路のベース。アクティブベースは本体に音色を調整するプリアンプと呼ばれる回路が内蔵されています。これにより、アクティブベースはノイズが少なく、低音域や高音域をブースト・カットする機能がついているという特徴があります。アンプのつまみが楽器本体についている感じなので音作りを楽器本体で行うことができますね。曲が変わるときやベースソロなど音域を少しいじりたいときに手元で完結させることができるのはとても便利な点ですね。

一方でこのプリアンプは電池によって稼働するのでベース本体に9V電池などをセットします。なので電池が切れると音がでなくなってしまいます。定期的に交換したり予備を持ち歩かなければならないのは少し面倒な点かもしれませんね。

二つ目はパッシブ回路のベース。パッシブベースはプリアンプを内蔵していないベースを指します。パッシブベースにも音色を調整するつまみがついていますが高音域を絞るものなのでブーストなどの細かい調整はできません。パッシブベースの特徴は電池を用いないシンプルな回路であるため弾き手の実力が顕著に表れやすくなっています。ニュアンスがつけやすい分、上級者向けといった感じがしますね。

変わり種

初心者にはあまりおすすめできないベースや変わったベースもあるので一応紹介しておきます。

一つ目は多弦ベース。一般的なベースは基本的に4弦ですが中にはより細い弦、太い弦が追加された5弦ベースや6弦ベースというものがあります。演奏の幅や音域はぐっと広がりますがもちろん使いこなすには相応の技術が必要となります。

二つ目はフレットレスベース。名前の通り音階を区切るフレットと呼ばれる部分がついていないベースのことです。フレットとは一般的なベースの指板についている棒状の金属でできた突起のことで指の位置を固定したり特定の音を出す為のものです。フレットレスベースはぬくもりのある魅力的な音を出すことができますが奏法が難しく、音階の区切りを目視しにくいのでかなり上級者向けだと思いますね。

三つ目はトラベルベース(ヘッドレスベース)。細長くてコンパクトなベースでとにかく持ち運びに便利なベースです。旅行やアウトドアなんかにも簡単に持っていくことができるので趣味にはもってこいのタイプですね。ただ製造しているメーカーが少ないので種類が少なく、僕的には見た目もあまりかっこよくないと思います…他の人と被ることはよっぽど無いと思うので個性を出したい人には良いかもしれませんね!

この他にも名前が分からないのであまり触れませんが分割して折りたためるコンパクトなベースも存在するようです。

価格帯・相場で決める

お財布と相談しながら相場や価格帯で決めるのもおすすめです。

5万円前後

お手ごろな価格で小さく始めたいという人や出費をできるだけ抑えたい人、趣味でとりあえず弾いてみたいという人におすすめの価格帯です。

通販サイトではこのくらいの価格でシールドやミニアンプ、ケースなどがセットで販売されていますね。弾き心地や音、耐久性は価格相応になるのであまりお勧めできませんが最近のベースは安くて品質が良いものも多いです。

一万円くらいの安いベースで弾いてみた動画を出している人もたくさんいますがやっぱり上手い人は安いベースを使ってもさすがにかっこいいですね、ぜひ調べて参考にしてみてください!

10万円前後

初めてのベースが10万円前後ともなると買うのにかなりの覚悟がいると思いますが品質もやはりぐっと上がります。音も弾き心地も耐久性もあまり心配せずに安心して始められるかと思います。有名なメーカーやモデルも選択肢に入ってくるのでかなり迷いますが満足できるベースをしっかり見つけられると思いますよ!

20万円前後

ガチ勢を目指している人向けです。

海外のブランドや国産の高級モデルなどが選択肢に入ってきます。よっぽどヴィンテージや偽物でない限り本当に品質が高いものばかりだと思います。今後買い替えたりしない自信があれば一生に一度の買い物と思い切って購入してしまうのも良いかもしれませんね!

30万円~

僕も欲しいです。

口コミやランキングを見て人気モデルを買う

値段や形にこだわりが無ければまとめサイトや通販のランキングを参考にするのも良いかもしれません。さくらや八百長でない限りランキングの上位である何かしらの理由があるはずです。それに大体有名ブランドやモデルがランクインしてくると思うので品質もある程度信頼できそうです。

店頭でプロの方に相談して決める

少しハードルは高いかもしれませんが分からないことはその道のプロに助言してもらいましょう!最悪店頭の楽器の前でまごまごしていたら店員側から「よかったら試奏してみますか?」と話しかけてくれると思います。

楽器屋の店員さんは少なくとも音楽や楽器が好きで働いている人(多分)。よほど悪い人でない限り在庫処分に利用されることは無いと思いますし、初心者にはきっと親身になってあれやこれや聞いてもないのに教えてくれることでしょう。初めのうちはベース本体に限らずアンプやシールドなどベースを弾くための必需品についても分からないと思うのでついでに丸っと聞いちゃいましょう!

まとめ

ということで今回は初めてのベース選びについて紹介してきました。僕的にはやはりデザインが好みなものを選ぶのがおすすめですね!もちろんデザイン以外の要素も自分の理想としっかりマッチするのが理想的ですが…

余談ですが初心者の内に一生モノの理想のベースと出会うのは本当に難しいと思います。なぜなら弾いているうちに分かることが増え、慣れるほどにベースの見方も変わってくるからです。なので余裕があれば一本目はリーズナブルでデザインが気に入った物、慣れてきたら自分に合った究極のベースを二本目として買うのが理想ムーブかと思いますね~

それでは今回はこれでおしまいです、おやすみなさい!

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